畜産堆肥が「オールインワンの有機肥料へ」!?

2021年3月25日 | 社会的農業の教科書

畜産堆肥が「オールインワンの有機肥料へ」!?

「畜産堆肥は公害」

「土壌改良としては使用するが、肥料ではない」

当たり前のように言われてきた畜産堆肥への評価。

機能性の高い乳酸菌があれば解決へ導くことができるのです。

リバイブソイル 堆肥 社会的農業ラボ

NS 乳酸菌を摂取した家畜から生産される堆肥は、耕種農業にとって必要となる養分が全て含まれた肥料になります。その理由は、摂取した乳酸菌が生糞に密度高く含まれ、発酵温度40度~57度で乳酸発酵し、有用菌が集合しやすい状態となるためです。

そして有機物の分解がスムーズに進み、腐植物質が生産され、微生物・酵素・ミネラルも密度が高く熟成された、有機堆肥・土壌活性剤になるのです。(発酵還元製法)

即効性を発揮する鶏糞と、効果に持続力のある牛糞をミックスさせた、全く悪臭のない有機肥料です。

病気に強くなり、収量が安定します

野菜生産も人間や動物と同じで、堆肥・液肥に含まれる微生物の働きにより、病気の原因となる細菌(ウイルス・ファイトプラズマ・カビなど)の繁殖を抑えることができるため、病気に強い野菜になります。

本来の生命力を最大限に引き出すので葉の色・厚み・成長スピードにはっきりとした違いが現れます。

  • オールインワンの有機肥料になり
  • 病気に強く
  • 収量が上がり
  • 旨味が向上します

NS 乳酸菌を家畜に給与することにより、このように土づくりに苦労しない有機農業が実現するのです。

耕運が必要なくなる!?

堆肥でマルチングすることにより、過剰な雑草対策が必要なくなり土壌の状態が非常に良くなるため、トラクターでの耕運(攪拌)も必要なくなります。

また、一般的な牛糞堆肥で懸念されるカリ過剰を起こすようなこともなく、

逆に連作障害に悩まされている畑などではしっかりNS堆肥を入れて頂くことで過剰栄養を分解して土壌のバランスが整い解決の方向へ導きます。

(化学肥料とは違い、堆肥を入れすぎることにより障害が出るということもありませんし、

逆に養分が「切れる」ということも起きません)

つまり人体や動物への効果と同じで、微生物のバランスが整うことにより田畑でもキレート作用を起こし、しっかりと栄養吸収をさせて栄養成長と生殖成長のバランスが取れた作物ができるようになります。

「耕運は切開手術をするようなもの」

これが、フンコロガシ藤原の口癖です。

トマト農場にて比較実験

寒冷地、飛騨高山で「11月」に実施した比較実験です。

トマト リバイブソイル 有機堆肥 有機肥料 農園 有機栽培

隣り合っているハウスにて、リバイブソイル(当社販売堆肥) の導入比較を実施。

未導入のハウスでは、導入したハウスと比べ葉の色の違いだけでなくウイルス、ファイトプラズマ、カビ、細菌などが原因で起こる作物の病気が見受けられます。

リバイブソイルを導入したハウスで実ったトマトは、全体の色が均一で皮に張りがあることがお分かり頂けると思います。

土壌改善されたことにより、免疫力のある作物へと成長し、収穫の成果をあげることが可能となるのです。

その他の効果についても多数の実績があります。ぜひパンフレットをご覧ください〜!

藤原 孝史

藤原 孝史

この記事を書いた人

岐阜県高山市に生まれ育つ。蔬菜農家・肉牛農家を経て微生物の応用と発酵還元製法による『社会的農業(Bio circulationシステム)』理論を確立し、提唱者となる。自称、フンコロガシおじさん。

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