獣医も驚くほどに、乳房炎が発生しません
年間の診療件数は多くても5件程。
「PDD発生件数はもちろん0ですが、過去にはPDDを発症していた牛が、うちの牛舎に来て治ってしまったことがあります」と、感染症の問題も悩まされることなく、戻し堆肥の有用菌効果により、循環に成功されている山本牧場様です。
導入後、乳量と乳質に効果が出ました
NS乳酸菌 導入後半年後ぐらいの間に、乳量が一気に増えたのには驚きました。
牛に負担をかけずに生産性を上げることができるのは大きな魅力だと感じています。その後は定着・安定を経て目標としている乳量・乳質は現在も維持しています。
戻し堆肥は14年以上に渡り、循環させ続けています
平成17年にこの牧場での経営を開始して以来、掃除をする箇所は通路のみで、ベッドは起こしたり削ったりなどの手は加えず、戻し堆肥を上に積み上げ続けているだけです。
夏場には、暑さから逃れるためにベッドの上を好んで休むのがよく分かります。ベッド材が牛にとって快適な環境になっているようで、行動にはっきり現れています。
消臭効果のある戻し堆肥
もともとこの牛舎は廃業した肉牛牛舎を引き継いで酪農用に改築したものなのですが、肉牛の当時は悪臭がひどかったようで、裏にあるお墓参りに訪れる人からたくさんの苦情が寄せられていたそうです。
酪農の場合は特に臭いの問題が課題ですが、乳酸菌でしっかり有用発酵した戻し堆肥は消臭効果もあるようで、リサイクルをし続けても悪臭に悩まされることが全くありません。
これから牧場の規模拡大も考えているので、悪臭の問題を気にする必要がないということは、畜産農家にとっては大変大きな魅力だと感じています。