地域全体が循環する
社会的農業を目指して

もし、家畜の糞から、まったく悪臭がなく環境にもやさしい有機堆肥を、手間をかけずに作れたらどうでしょうか?

さらにこの有機堆肥が、有機農業の成果を驚くほど改善させられる、 画期的な肥料になるとしたら?

それだけでなく、家畜の腸内環境が整い畜舎環境が改善されることで、 病気に強くなり、生産性が向上し、畜産経営が安定するとしたら…?

この嘘のような良いことづくめの連鎖は、 家畜が摂取する特殊なプロバイオティクス乳酸菌を起点として、 簡単に実現できるものなのです。

地域内の、立場の異なる畜産農家と耕種農家が有機的につながることで、その土地を強くしていく。

その恩恵として、自然と社会が調和し、人も家畜も健康になる。

健康な家畜からうまれる良質な有機堆肥を通じて、 各地にこの循環の輪を作ってもらいたい。

そんな想いで、この社会的農業ラボはスタートしました。

社会的農業 ジオラマ 地域で循環する農業

vision & mission

私たちのミッション

“社会的農業” という、おそらくは聞き慣れない言葉。
これは、所長・藤原孝史が、30年以上にわたって研究・実践している自らの取り組みを体現する造語です。

現代の農業を取り巻く環境は、非常に厳しいものとなっています。

畜産における堆肥は、処理の手間や悪臭など様々なトラブルの原因となっているだけではなく、大気汚染や土壌汚染といった環境被害も 槍玉に挙がります。

また、化学肥料や農薬の濫用による環境被害や食物の危険性が長年指摘されながらも、有機農業の担い手はなかなか増えません。

畜産業・耕種農業いずれにおいても、環境変化や時代の影響を受け、安定した経営を維持することはますます困難になっています。

藤原孝史 稲 水田 田んぼ 農業
藤原孝史 牛舎 堆肥 畜産
藤原孝史 トラクター 高山市

農家の負荷を減らして、事業としての持続可能性を高めながら、同時に地球環境をも改善していく。

この連鎖をそれぞれの地域に根付かせることによって、自然と調和した社会を再構築すること。

これが、私たち社会的農業ラボのミッションです。

所長挨拶

中学二年生の時に描いた社会的農業のヴィジョン。 まだまだ目指す先は遠いというのが現実です。

刻一刻と迫る環境問題。
私たちは、ただただこの地球の大自然の中で、 少しだけ場所をお借りして住まわせて頂いている。 この大自然に守られて生活を営んできたのです。

野菜は育てるものではなく、「育つもの」。 自然の摂理と原理原則に基づけば、難しいものは何もないのです。
無駄なく、手を加える必要もなく、そのままに。

これが、循環型総合農場(社会的農業)の基本です。

畜産堆肥を、簡単に有機堆肥に。
その有機堆肥で、簡単に有機農業を。

たったこれだけで、地域に大きな循環の輪を作り、 多くの環境問題を解決できると考えています。

若い農家や未来ある子どもたちへ、 美しい自然と、安心・安全な食物を手渡したい。

命ある限り、ささやかでもそのお手伝いが出来れば、 それ以上の喜びはありません。

our team

研究所メンバー

藤原孝史 社会的農業ラボ 所長 フンコロガシ 高山市

所長藤原 孝史

岐阜県高山市に生まれ育つ。蔬菜農家・肉牛農家を経て微生物の応用と発酵還元製法による『社会的農業(Bio circulationシステム)』理論を確立し、提唱者となる。

2005年頃より、自身で手がけた堆肥を『revive soil(リバイブソイル)』として発売開始。独自の理論と革新的な実績は書籍 農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦 (文春新書) に紹介され、全国的に注目を浴びている。自称、フンコロガシおじさん。

インタビュー記事

里山から始まる堆肥革命〜 “飛騨高山のフンコロガシ” の挑戦(中川政七商店の読みもの)

藤原孝史|先駆者の言葉(SHARE THE LOVE for JAPAN)

 

藤原孝史 社会的農業ラボ 所長 フンコロガシ 高山市

お客様担当田口 綾

大阪生まれ大阪育ち。より実践的に環境問題に取り組んでいくため、飛騨高山へと移住。

所長・藤原孝史の長年の試行錯誤を整理し、ノウハウとして体系化。新時代のサステナブルな畜産業に関する広報活動・コンサルテーションに力を入れている。

経営者に寄り添い農場の課題解決に全力を注ぐ日々だが、若かりし頃のギャルっ気が抜けきらない影響か、牧場の牛たちから宇宙人として認知されてしまうことが唯一の悩み。

藤原孝史 社会的農業ラボ 所長 フンコロガシ 高山市

運営管理宇田川 貴弘

埼玉の農家の家系で生まれ、自分が食べる野菜は、自分で育てることが当たり前の環境で育つ。

これからの持続可能な共存・共栄の社会構築に向け、社会的農業LABOの管理運営を担うことで環境問題解決とお客様のお役に立てるよう奮闘中。

人に喜んでもらえることが何よりの幸せで三度の飯より優先になってしまうため、ついつい食事を取ることを忘れてしまう変人である。

Masahiro Koide

可能性溢れるNS乳酸菌、変わり始めたロールモデル都市、一緒に働く仲間、顧客との対話に感銘を受けKoagoにジョインを決意。

社会課題、社会貢献を地域コミュニティの方々とリアルタイムで推進することを楽しみに、しばし地方へ出かけることも。

一緒に働く仲間にも支えられながら、一人前になれるよう修行中。

Koji Masuda

中学時代に写真家、星野道夫氏の書籍に感銘をうけ、自然と動物の偉大さに魅了される。

獣医師を目指すも断念。大学では畜産を学び、卒業後に飲食店の店長、派遣会社の法人営業など様々な業界を経験。その後、2022年に社会的農業LABOに参画。

多くの方との新しい出会いを楽しみながら、社会的農業の実現という大きな目標達成に向け、日々業務に望む。

company profile

運営会社概要

社会的農業ラボ は、以下の法人によって運営されています。

商号

株式会社 Koago (コアゴ)

代表

田口 綾

設立

平成 28 年

事業内容

家畜用乳酸菌飼料販売 / 有機肥料販売

本社所在地

〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町17番2号
第6葉山ビル4階

ラボ活動拠点

〒506-0818 岐阜県高山市江名子町 1760

電話番号

03-6555-2881

FAX

03-6701-2188

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